お勧め映画「60歳のラブレター」
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富良野の話題
中富良野町・彩香(さいか)の里と上富良野町・日の出公園で撮影が行われた映画「60歳のラブレター」がいよいよ5月16日に全国で封切られます。昨年7月18日付けの最新リポートでお詫びも含めてお伝えしていましたが、ようやく(勝手に)映画の応援ができることを嬉しく思います。
もちろん私、まだ見ていません。映画の中でラベンダー畑が映るのはトータルほんの数十秒ほどかと思いますし、重要なシーンで登場するとは聞いていますがどれだけ印象に残るか、もっと言えばこのシーンを見た方が、上富良野・中富良野のロケ地を訪ねたくなるかはまったく未知数です。
見ごろのピークでの撮影が彩香の里(中富良野)で行われた一方、見ごろ前に刈り取りを強行して「がっかり名所」となった日の出公園(上富良野)。上富良野町民としては、映画を見た方が日の出公園に足を伸ばすことを期待したいところですし、撮影に全面協力した町の観光協会としては、そういう下心があるのは当然ですが、はたして思惑通りにいくでしょうか。
富良野地方の映画の撮影は99年南富良野町の鉄道員(ぽっぽや)以来、と記憶しています。撮影の行われた幾寅駅は一時ブームとなり、今も駅舎に撮影時の小物や写真などが展示されています。すでにブームは去っていますがそれなりの観光客誘致=経済効果はあったろうと思います。しかしロケの規模で比べた場合、およそこのような効果が上富良野に及ぶとは考えにくいでしょう。
本サイトの性質上(というか私の性格上)どうしてもラベンダー畑がどのような場面で使われているか、どのくらいの時間露出しているか、そしてどれだけの「効果」が現れるかに関心を持ってしまいますが、映画自体の前評判は非常に高いようです。「残念なニュース」によって水をさされた格好で、配給元もあまり力が入っていないという噂もありますが、それはそれとして映画自体を楽しむことができればと思いますし、ぜひ富良野に訪れる前にご覧になることをお勧めします。
ところでゴールデンウィークも終わり、静かな富良野が戻ってきました。連休中ほとんど雨がなかったこともあり、新たに誕生した観光施設などではかなりの人出があったようです。そんな最中私は何をしていたかって? はい、観光関連でのお仕事に加えて農作業のお手伝い。自分とこの野良仕事もあってどこにも、観覧車にも出かけませんでした(泣)。
サイトの更新も毎年のことですが、後手にまわって申し訳ありません。掲示板も4月中の再開を予定していましたが、最終調整に手間取ってます。50万アクセス企画といいながらすでに6万オーバー。ラベンダー園の紹介にイーストがないとのお叱り、ごもっともでございます。優先順位をつけてサイトの更新を順次行ってまいります。ご了承ください。
- 2014年4月15日 農村TKBBに2億拠出に異議
- 2011年4月19日 脱原発目指す田舎暮らし
- 2010年4月19日 ラベンダー園案内の更新
- 2009年4月19日 完成した観覧車
- 2008年4月19日 タネ蒔き作戦(二章)
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Comment
補足しますと、日の出公園が貧相というのではなく、日の出公園に行ったけど、花が刈られた後だったという設定です。
(ネタバレできないので詳しくは書けませんが。)
それにしても、素晴らしい映画でした。
なんとなく、年配のご夫婦にお勧めなのかなと思ってましたが、是非若いカップル、特に結婚を意識した人たちに見てもらいたいですね。
きっと、お互いの関係を深く考えるきっかけになると思います。
愛する人をより大切に思える映画だと思いました。
日の出公園と佐々木ファームの名前が出たのは本編後の字幕、しかも私のようにいつ名前が出るのか?注意深く見ていた者がようやくその名前を見つけられたのかなという具合で、劇中ではわかりませんでした。
パンフレットの中には名前は紹介されているのですが、これを見てラベンダーを見に行こう!と思い立つきっかけにはならない気がします。
私のように他のラベンダー園しか見ていないなら佐々木ファームは見に行く価値あるのかな・・・とは思いましたが・・・。
一般のガイドブックを見ていたほうが、日の出公園の印象度は高いですよね、位置的にも立ち寄りやすいと思いますし・・・。
あの刈り込みラベンダーを見ただけでは行く気はなくなりますよね・・・。
ゆうさん、早速観てこられたのですか。先を越されて悔しいです!
そうですか、日の出公園はかわいそう、貧相という評価ですか。どこかも分からないのでは撮影に協力し、映画のPRもしている上富の観光協会は立場がないですね。
「国鉄のカレンダー」って出てくるとは驚きました。もっとも富田さんでは人が多すぎて撮影はできなかったと思いますが。
佐々木さん(彩香の里)は富田さんとは違った魅力がありますので、せっかくの機会ですのでお勧めしておきます。
映画、観てきました。
彩花の里と日の出公園は行ったことがないので、いつ登場するのか?ワクワクしました。
映画館はタイトルと同年齢のご夫婦で埋め尽くされていて、自分世代がほとんどいなかったのが残念でしたが・・・。
日の出公園は可哀想な刈り込み方でしたね。
花がほとんど残っていない貧相なラベンダーだけが強調されて、どのラベンダー園なのか劇中で紹介されませんし、映画の途中で「国鉄のカレンダーのラベンダー園」というエピソードはファーム冨田だよね?と連想しました。
ラストに一面の美しいラベンダー園が登場して胸にジーンときましたが、テロップの紹介を観て彩花の里に行くか・・・どうしようかな・・・。
ラベンダー大好きの私は楽しみにしていた映画だったので、ラストに一面のラベンダーを見れたし、きれいで感動したし、お話も良かったので、満足しました。