日の出公園(上富良野町)

上富良野町市街地にほど近いところにある丘陵地が公園として整備され、その一画にラベンダーが植栽されています。頂上の展望台からは360度の眺望を楽しめ、十勝岳連峰を間近に望めます。

日の出ラベンダー園の特徴

小高い丘の頂上に展望台が設置されていて、その北西側に向かってラベンダーが植えられています。東側に開けているラベンダー園が多い中で夕陽を眺めることのできる唯一のラベンダー園といえます。

ふもとの駐車場から展望台まではアスファルト舗装の遊歩道を歩くことになります。一年草を主体とした花々が植えられていますが、ラベンダーが一面に広がる区画はこの遊歩道上にはないため、ラベンダーを満喫するためには、途中車道を横切り下側から見上げるか、展望台まで上るしかありません。

大きな駐車場は小高い丘のふもとにありますが、展望台のある山頂まで車であがることもできます。ただしラベンダー見頃の期間中、例年8:30〜18:00の間は営業車(バス・タクシー)のみが通行を許可されます。規制期間中は駐車場と山頂をシャトルバス(有料)が結んでいますが、早朝や日没直前なら自家用車での車道の通行が可能です。

シーズン中は「無料駐車場」という看板が掲げられますが、現在、富良野地方の観光施設で駐車料金を徴収するところは一切ありません。なぜわざわざ「無料」を主張しているのかというと、数年前に駐車場を有料にしていた時期があり、大変に評判が悪く、無料にしたという経緯があるからです。

展望台から東側には十勝岳連峰がどのラベンダー園よりも間近に見えます。ただしラベンダーの位置や傾斜角度の関係で、ラベンダーを近景に、十勝岳の噴煙を遠景に撮影するのは難しいかもしれません。

公園内にはラベンダー発祥の地の記念碑が設置されていますが、この日の出公園にラベンダーが植えられたのは昭和55(1980)年で、いわば「観光ラベンダー園」です。一方、町内東中地区に特用作物として植えられたのが昭和23(1948)年で、このことを指して「行政区分として同じ」上富良野町内でラベンダー栽培が始まったことを主張しているに過ぎません。つまり、この場所が発祥の地というわけではありません。

展望台から東南側にはオートキャンプ場が併設されています。管理や施設も比較的充実し、街が近く買い出しに便利なこと、温泉施設が近いことなどから人気のあるキャンプ場となっています。

毎年7月中旬に催される「花と炎の四季彩まつり」会場です。ラベンダーウェディングなどさまざまな催しが行われます。花火大会も行われますが近くに牧場があるため火薬の量に制限を設けているようです。

遅咲きの「おかむらさき」が大部分を占めているので、他のラベンダー園より見頃は遅い印象がありますが、同じ遅咲きで比べると見頃の時期はほとんど変わりません。

中富良野町営ラベンダー園同様、冬はスキー場として利用されますが、ラベンダーの植えられている区画はゲレンデにはなっていないため、雪による損傷は少ないでしょう。日の出公園で夏期のリフト運行が行われないのは、リフトとラベンダーが離れていて、リフトの位置からはラベンダーが眺められないという理由からでしょうか。

中腹には「日の出の丘」と花で文字を描くのが恒例となっています。以前は「日の出山」でしたのでまだマシですが傾斜の関係から判読するのに一苦労、あまり観光客へのアピールにはなっていないのでは。中富良野町営ラベンダー園の「なかふらの」を意識しているのでしょうけど。

期間中夜間はライトアップされ、白い展望台が青やオレンジの光で浮かびあがります。ただしラベンダーには直接光を当てていないため、同じくライトアップしている富良野市のぶどうヶ丘公園と比べると特にお勧めはしません。

アクセス方法

車でのアクセス

上富良野町市街地の北側に位置します。上富良野と十勝岳温泉を結ぶ道道291号線から入ります。ただしキャンプ場側との入口が違うことに注意。

バスでのアクセス

富良野と旭川を結ぶ、ふらのバス「ラベンダー号」上富良野駅前下車、徒歩約20分。また、町営バスが運行する十勝岳線で近くで降りることも可(徒歩5分)。

JRでのアクセス

富良野線上富良野駅より徒歩約15分。

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(注)基準地点:中富良野町営ラベンダー園との比較
データ
所在地上富良野町
入園料無料
入園時間終日
駐車場あり
ラベンダー面積(調査予定)
ラベンダー種類遅咲8割:早咲2割
見頃時期 (注)同じ
他の花各種1年草、ハーブ類他
売店ふもとにあり
紹介ページhttp://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/kan/hinode.html
作成公開日:2007年3月2日 / 

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