ぶどうヶ丘公園
富良野市清水山一帯はぶどうヶ丘公園として整備され、ぶどう園とともにラベンダーが植えられています。主な施設は3つあり、ワインハウスでは食事、ワイン工場では見学・試飲・販売、ぶどう果汁工場(観光案内所設置)でも販売を行っています。
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試飲で人気のワイン工場に隣接
清水山一帯はぶどうヶ丘公園として整備されていて、ぶどう畑やぶどう見本園とともにラベンダーが植えられています。ラベンダー畑はワイン工場から上ってワインハウスの手前に位置します。絵はがきなどでよく見る風景です。
この立て札の周りに立って記念撮影する観光客が多いため、踏まれたりしてその周りのラベンダーは枯れています。
立て札のあるラベンダー園の、道路を挟んで下側には早咲きが植えられています。規模は小さいのですが夜間にライトアップすることで有名です。レンガ造りのワイン工場は橙色、林は緑色、そしてラベンダーには青色の光を当てています。
ライトアップは例年7月中の日没~21時頃まで。施設利用の際は営業時間に注意。
隣接のワイン工場ではワインの製造過程を見学でき、試飲もできます。チーズ工場と並んで富良野市観光の定番コースとなっています。また2010年よりカンパーナ六花亭がオープンしました。
頂上からは富良野市街地を一望
道路の上側は遅咲きの「おかむらさき」がメインです。あまり管理が行き届いているとはいいがたく、枯れた部分や雑草が目立ちます。
ラベンダー畑の上側からは富良野市街を一望できますが、わざわざここを歩いて登らなくてもワインハウスの駐車場からも富良野市街を見渡せます。ここを歩いて登る人は皆無です。
意味不明の立て看板
立て札のあるところにラベンダーを説明する立派な看板も設置されています。以下引用-
ラベンダー(シソ科)
学名、ラヴァンドラという名の由来は「洗う」という意味のラテン語があげられています。
優雅なギリシャやローマの人たちは、この芳香に富んだ草を浴用香料として疲労や硬直した関節を和らげるのに用いられたといわれているが現在では化粧品、香水、石鹸などに使われています。
真夏の太陽が照りつける8月から9月の南フランス海岸から北へ入った山々の一帯の標高800m前後の高地には、ラベンダーの花が鉄分の多い赤褐色の山肌を紫一色に染めてしまう、南フランス一帯がいかに美しい香料の世界的中心であるかを想いうかべて下さい。
誰がいつ立てたのか、どこから引用したのか表示されておらず不明ですが、特に最後のくだり、何を言いたいのでしょう。
ぶどうヶ丘公園へのアクセス方法
車でのアクセス
富良野市から中富良野町に向かって、道道759号シャトーふらの橋を渡ってすぐを左折。ワイン工場の上側の斜面にラベンダーが広がります。この道路をさらに進んだ行き止まりの丘の上にワインハウスがあります。ぶどう果汁工場は北側に約1.5kmの離れた場所にあります。札幌・芦別方面から反対側を通ってアプローチすることもできます。
徒歩でのアクセス
ミニ観光バス(ファーム富田コース)ふらの観光協会が運行する「くるるバス」が期間限定で運行され、ワイン工場、ぶどう果汁工場を経由します。バスでワイン工場にアプローチする最大のメリットはワインの試飲が存分にできる! ということ。飲み比べしてみてはいかが。
最寄り駅は富良野線学田駅(無人駅)になります。駅からは川沿いの平坦地を1km、さらに上り坂を1kmほど歩くことになります。健脚で時間に余裕のある方にお勧めします。
【公式サイト】 http://www.furanowine.jp/
公開日:
最終更新日:2014/03/31