北星山町営ラベンダー園
北星山一帯は森林公園として整備されていて、冬はスキー場となる一画の斜面にラベンダーが植えられています。夏期にもリフトが運行され山頂まで気軽に往復できるのと同時に、富良野盆地を見下ろし十勝岳連峰を眺める景観は見応え十分です。
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リフトで山頂まで気軽に移動
中富良野町市街地西側に広がる北星山の斜面の一画にラベンダーが植えられています。冬は町営スキー場となりリフトが設置されているため、これを有効に活用して夏期も運行されていて、歩いてまわらなくても十分に楽しむことができます。
- 往復のみ:大人300円、小人200円
山頂には東屋が設置され、晴れた日には中富良野町市街地を眼下に、富良野盆地越しに十勝岳連峰を望むことができる、町を代表する眺望スポットです。
中腹には「なかふらの」の文字がブロックで形作られていて遠くからもそれと確認できます。その横に「中フラノ」という文字も描かれていますが手前のカラマツが大きくなって今では隠れてしまっています。
リフトを利用するのもいいですが、グルッとまわれば車で山頂まで行くこともできます(夏期はゲートを置いていますが近くまでは行けます)。
ラベンダー園の隣りはフラワーパークとして整備され、広々とした芝生の公園となっています。休憩施設とともに立派な歩道橋がかけられていますが、今では税金の無駄遣いにしか見えないのは時代の流れでしょうか。
7月中旬のラベンダーまつり会場
毎年7月中旬に催される「ラベンダーまつり」会場で、夜は花火大会が行われます。中腹から打ち上げられ、下の駐車場からも上の展望台からも間近で見上げることができます。
花火との距離が非常に近く、時間は短いながら連続で打ち上げることから人気が高い花火大会。
霜の降りる直前まで1年草の花が見ごろ
例年お盆頃にマリーゴールドなどの花を刈り落とすことで他の花園より咲く時期を遅らせています。9月中旬以降、界隈ではもっともきれいな状態の花が見られます。
冬にスキー場として利用される影響があるからかはわかりませんが、傷みが多いようであまり大株にならずに枯れてしまい、植え替えの頻度が高いようです。斜面がきついこともありますが、土の露出が多く茶色い部分が多く見えます。
公園内にあったキャンプ場やバンガローは老朽化、財政難によって閉鎖されました。敷地内に戦闘機が飾って(捨てられて)あるのは、今では首をかしげてしまう光景です。
町営ラベンダー園へのアクセス方法
車でのアクセス
中富良野町市街地の西側、通称基線通り沿いにあります。各所に設置された「ラベンダー園」の看板はここを指しているようです。
徒歩でのアクセス
富良野線中富良野駅より徒歩約10分。ラベンダー畑駅からは約20分になります。
富良野と旭川を結ぶ、ふらのバス「ラベンダー号」中富良野駅前下車、徒歩約10分。ファーム富田との距離は約1km(徒歩15分)ですので季節運行のミニ観光バス「ファーム富田コース」でファーム富田より歩くことも可能。
【参考ページ】 http://www.furano.ne.jp/nakafurano/kan/rabe.html
公開日:
最終更新日:2014/03/31