09年本サイトが目指すもの

大変遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
09年の富良野はドラマや映画によって新たな話題が提供され、観光入り込み数も増えるものと期待されています。微力ではありますが、富良野を訪れる際の有意義な情報の提供という本サイトの開設当初の意義に立ち返って、サイトの更新、ブログの書き込みを行っていきたいと思っています。

昨年末はまったく想定していなかった景観論争が巻き起こり、上富良野に移住した一町民として、独自の調査に基づいて観覧車がどのくらい景観に影響を与えるかについて一連の記事を書かせていただきました。その結論として「条件付」賛成に至りましたが、このことも書き始めた当初は想定していなかったことでした。
この間しばらく貝になって事態の進展を見守ってきましたが、特に年が明けてから反対派の方々の足並みが乱れているのか、更新がピタリと止まっているのは残念です。深山峠を通るたびに目に付いた看板が撤去されていることからみても反対運動が下火になったと受け止めていいのでしょうか（追記：こう書いた直後に更新されたようです。一安心）。

私の現在の立場は「条件付」の賛成です。誤解を与えかねない表現ですが、条件が履行されない場合は「反対」の立場です。この条件の核心は多くの方が懸念する事態の払拭、つまり経営不振時の撤去の確約。このことを金銭的な裏づけを伴って明文化することを是非、反対する会の方々にもうひと踏ん張りしていただきたいところですが、反対イコール建設断固阻止という立場に固執するのであればこのような条件闘争は受け入れられないのかもしれません。
観覧車問題は今後、本格着工から運営開始（3月から5月）にかけて再び大きな話題となると思いますが、当ブログでは今後も独自の視点からこの問題を取り上げていきたいと思います。

さて、本年の目標をお伝えする前に昨年の反省です。
昨年はシーズン中の3ヵ月ほど掲示板を設置させていただきました。富良野とラベンダーを愛する方々との交流という当初の目的は残念ながらあまり果たせなかったと思います。私自身、荒れることを心配するあまり積極的な書き込みをしなかったのも反省点です。
またラベンダーの栽培に関しての内容の充実をはかれなかった点も大いに反省しています。基本的な部分からの記述を大幅に増やす必要性を感じています。
さらにサイト開設から丸4年経過し、情報の古さも散見されます。オフシーズン中にその辺の修正の必要性も感じます。

以上を踏まえて今年の目標は3点。
ひとつは掲示板の充実。ラベンダーの栽培に関する情報交換を今年は積極的にできればと願っています。特に私自身は当地での栽培方法しかしらず、梅雨の乗り切り方といった質問に的確にお答えすることができません。詳しい方々のお力を借りながらラベンダー好きの輪を広げていければと思います。今年は観覧車問題も絡んで大荒れになる可能性もありますが、あえてこの件についての意見交換の場の提供という意味でも設置できればと思います。
二つ目は50万アクセス企画。一昨年になりますか、20万アクセス企画の際は早咲きと遅咲きの苗を、送料のみ負担していただく形で20名（実際は17名）の方にお送りするという企画を行いました。その際今度は50万で、とお伝えしていましたがこのペースで行くと5月頃には50万になるかなと思います。どのような形で企画ができるか現在検討中です（50万ではなく60万とかもっと切りの悪い数字になるかもしれません）。
そして三つ目。以上の2つで多くの方と交流する中で、ぜひ『ラベンダーオフ会in上富良野』を開催してみたいものです。富良野地方ラベンダー発祥の地めぐり（単にウチのまわりを散歩するだけですが）に始まり、話題になるであろう「60歳のラブレター」ロケ地訪問や「風のガーデン」にラベンダーが植えられているか探索というのはどうでしょう。考えただけで楽しくなってきました。

そんなこんなで今年もよろしくお願いします。