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08年見頃予想(5/21現在)

公開日: : ラベンダー見頃予想

今年のラベンダーの見頃を予想する前に、3点確認しておきます。

1点目。ラベンダーの見頃は一般的に、早咲きは7月上旬から中旬、遅咲きは7月中旬から下旬が見頃、という「旬」を用いた表現をしている場合が多く、当ブログでもこれに倣い、見頃については広義では6月下旬から8月上旬、狭義では7月中旬から下旬と表現してきました。「旬」は10日間の幅のある曖昧な表現ですので、仮に数日見頃が前後してもこの幅内に収まってしまうので、旬を用いた見頃予想をした場合はおおよそ「平年並み」ということになります。

2点目。当ブログでは昨年から意識して、一日単位の見頃を予想しようと努めています。その前提として開花の基準日が必要ですので早咲きは7月5日、遅咲きは7月10日開花と独自に設定し、見頃のピーク期間は早咲きは7月10日、遅咲きは7月20日の前後一週間(言い換えると早咲きは7月3日から17日、遅咲きは7月13日から27日)と定義しています。
上記の日にちは当ブログ管理人が「勝手に」決めた開花基準日、見頃期間です。根拠を求められても困りますし、今後の観察によっては訂正することも考えられますが、とりあえずの目安とお考えください。この日取りがどのくらい早まるか、遅くなるかということを予想します。当ブログだけの独自の取り組みです。

3点目。開花日を決定づけるのは4月からの積算温度であろうことは前回の記事で紹介しました。開花後の見頃期間について、気温の推移はもちろん関係するでしょうが、それ以上に重要なのは雨の降るタイミングとその降り方です。開花が進行し見頃のピークとなる7月中旬から下旬にかけて、雨の降る度に早咲きは黒ずみ、遅咲きは色褪せていきます。開花が早くても雨がなければそれだけ見頃期間は延びることになります。したがって8月上旬にも色が残っていたからといって見頃が遅かったとは言えませんしその逆も然り。

以上前置きして、今回の本題。

前回気象庁のデータを基にして早咲きは4月からの積算温度が1130℃前後で開花という仮説を立てました。これに基づいて4月の月平均気温に5月の上・中旬の平均気温を積算した数値が以下の通り。括弧内は旭川でのエゾヤマザクラの開花日(参考情報)。

  • 02年・・・481.0℃(4月23日)
  • 03年・・・408.0℃(5月2日)
  • 04年・・・353.0℃(5月6日)
  • 05年・・・263.0℃(5月14日)
  • 06年・・・312.0℃(5月10日)
  • 07年・・・325.0℃(5月6日)
  • 08年・・・441.0℃(4月23日)
  • 平年・・・379.0℃(5月7日)・・・誤差修正値

旭川でのエゾヤマザクラの開花が4月23日(富良野もほぼ同じ)と、平年より2週間早く開花しましたが、02年と同じく観測史上もっとも早い開花となりました。ではこの02年がどういう年だったかというと、ブログの記事はありませんが記憶を辿ると、北海道で大規模な黄砂が観測された年です。黄砂が融雪剤の役割を果たし雪融けが早まって春が駆け足で訪れました。この年もラベンダーの見ごろがかなり早まると予想されましたが、その後は低めの気温で推移し結果的には2,3日早めの開花だったと記憶しています。

7月上旬の平均気温は18-20℃ほどです。ラベンダーの見ごろが1日前後するということは、積算で20℃の差があることを意味します。今年は平年値に比較して、現時点で60℃ほど積算気温が高いので約3日早いことになりますが、例年なら氷点下である3月中・下旬の平均気温が今年はそれぞれ1.1℃、2.2℃だったことを考慮すると約35℃プラスされてさらに2日ほど早いことになり、合わせて考えると今年(08年)は現時点(5月20日)で平年に比べて5日ほど早いことになります。

前置きの1点目で指摘したとおり「旬」で見ごろを考えた場合は誤差の範囲で「平年並み」と表現できますが、本ブログでは2点目の「一日単位」での見頃に挑戦しますので、今後平年並みに気温が推移したと仮定すると現時点では早咲きは7月5日、遅咲きは7月15日前後それぞれ1週間が見頃のピークとなります。

今年の暦の配列から海の日に伴う3連休は7月19-21日です。見頃のピークといえますが、7月13日も十分見頃といえるでしょう。渋滞のピークも考慮するとお勧めの日取りは7月14日から18日の平日となります。22日以降、どの時点で雨が降るかで見頃期間が決まってくるのは3点目で指摘したとおりです。27日の上富良野の四季彩まつりまでに見頃といえるだけの色が残っているかは雨の降り方次第です。雨がまったくなければ20日にも増してラベンダーを堪能できることでしょう。

気象庁の長期予報によると、今後も高めの気温で推移するということですので、真に受けるとさらに早まることも考えられますが、気象庁の予報はあまりあてにならないという気もしないではないので、低めに推移した場合やはり、平年と大差ないということにもなりえます。

このような情報の決まり文句を最後に一言。

ここで書かれた内容はあくまでも管理人の私見に過ぎません。この情報に起因する損害があったとしても管理人は一切の責任を負いません。

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