2014年ラベンダー見頃予想1回目
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ラベンダー見頃予想
北国の長かった冬も終わりに近づきました。2010年から毎年エイプリルフールに合わせての1回目の見頃予想です。結論からいいますとこの時点では「平年並み」としか言いようがないのですが、せっかく毎年続けていますし、残雪量の確認と、今年も綺麗なラベンダーに会えますようにという想いを胸に、ラベンダー畑を見て回っています。
毎年毎年確認している富田さんの彩り入口看板。3月下旬になって平年を上回る気温になったことで融雪が進みました。
温室内は初夏の香りです。ひと月ほど前訪れたときはガッカリな状態でしたが、今ならお勧めできるでしょう。2面を時期をずらして植えているようですが、交互に植えてある状態は初めて見ました。
ラベンダーイーストは融雪が進んでおり、ところどころラベンダーが顔を出しています。ビニルハウス内では一年草などの苗たてが行われていることでしょう。
中富良野町営スキー場としての役目を終え、まもなくラベンダーが顔を出します。
昨年(2013年)全面植え替えの行われた日の出公園。山頂に至る道路は除雪されておらず、強風もあってふもとでお茶を濁す。スキー場斜面のこちら側にはラベンダーはありません。展望台が何やら生まれ変わる模様で後日お伝えできると思います。
昨年は春の訪れが遅れに遅れて平成の大凶作の再来かと恐々としましたが、ラベンダーは結局のところ2日遅れで済みました。また7月下旬に雨が無かったことで見頃期間も伸びました。
また11年3月の震災以降、落ち込んでいた観光客も戻ってきているという印象でした。大型バスの往来もそうですし、レンタカーの多さも感じました。一時期落ち着いていた渋滞が、今年は平日の日中も含めた慢性的な渋滞になるかもしれないという懸念があります。
要因はいろいろ挙げられますが、日の出公園その他のラベンダー園が落日であり、富田さんが一強であることが挙げられます。「何は無くとも富田さん」というのが現状ですので渋滞に拍車がかかる方向にベクトルは向いているように思えます。
中富良野町のラベンダーまつりに関して、2009年に花火が悪天候で中止になって以来、7月31日(2010年)30日(2011年)28日(2012年)と7月最終土曜に行われてきましたが、昨年は20日に、そして今年は19日に戻されたようです。今年と昨年は大きく違っていて、19日は3連休の初日に当たり、2008年以前の大渋滞の元凶を再び生み出すことになります。
集客ありきで観光客無視の姿勢が再び現れたことは残念です。昨年さっぽろ雪まつりでプロジェクションマッピング会場が大混雑し、安全上の理由から中止されましたが、今年は会場を増やすなどの対応を取り、無事に開催されました。7月下旬に花火大会を移したのは渋滞の解消の観点から高く評価していただけに、車両と人とが入り乱れ、事故を誘発するような渋滞を再び生み出す要因を作ることに、中富良野町の民度ならぬ官度が問われるように感じます。
タイトルからかなり脱線しましたが、今回は結論ありきで平年並みの見頃予想です。見頃に関してこれまでブログ上で書きためてきたものを整理し、加筆修正を行なっています。サイト上にあちこち見苦しいところがあって申し訳ありません。ひとつひとつファイルを修正しています。今しばらくご勘弁を。
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- 2012年4月1日 2012年ラベンダー見頃予想1回目
- 2011年4月1日 2011年ラベンダー見頃予想1回目
- 2010年4月1日 2010版見頃予想
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