テレビで「60歳のラブレター」
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富良野の話題
2009年5月に全国で公開された映画「60歳のラブレター」が、いよいよテレビで放映されます。
放送時間は2011年1月19日(水曜)午後9時からです。
で、残念なのは製作したのがそもそもそうなので仕方がないのですが、テレビ東京系列で放送されること。富良野では見られないのです。旭川から電波を拾える一部地域や難視聴対策をしている地域では映るそうですが。テレ東(道内はテレビ北海道)が映らなくても普段は何も困らないのですが、こういうときは悔しいです。
とはいえ私は半年ほど前にDVDをレンタルして見ました。撮影は公開前年の08年7月でしたが、開花が始まりこれから見頃、観光客のピークを迎えるというタイミングで刈り取りを強行。わざわざ日の出公園まで足を延ばしたお客さんに対する愚行と私は受け止めていましたが、この映画が当時話題になった「おくりびと」並みの評価を受けていれば、プラスの評価もできたのですが、公開から1月も経たずに打ち切られ、その後話題になることもありませんでした。

08年7月18日早朝に撮影。この棒にシーツを結わえてバタバタと・・・。この日がたまたまロケ日だったのでしょう。
関連記事 ⇒ ラベンダー園最新リポート(08/07/18)

09年のシーズン中、展望台内に飾られたシーツ。だから何とか思ったけど言わない。

日の出公園にある看板。看板に偽りあり。映画では刈り取られた後に訪れた設定で撮影していますので、この写真を使っては駄目でしょう。「感動を呼ぶ作品の中でもクライマックスを飾るラベンダー畑でのシーンはここ上富良野町で撮影されました」とありますが、この表現も姑息です。最後の最後、満開のラベンダーの中で二人が抱き合うシーンは彩香の里(中富良野町)で撮影されています。まつりのポスターに合成写真を使ったり、見頃の記述を丸ごとパクッたりと、ときどき上富良野町の観光協会が悪知恵を働かせるのには困ったものです。
どれだけの人がこの映画を見て、日の出公園を訪れたいと思ったか、あるいは実際に訪れたでしょうか。観光協会はこの件に関して、きちんと考察・検証をしているのでしょうか。駐車場の問題もありますが、部外者の目からも観光客が激減しているのがわかります。映画効果は今のところ皆無といえます。
映画での観客動員よりも、はるかに今回のテレビ視聴をされる方が多いことでしょう。映画の内容自体は決して悪くはなかったので、是非見られることをお勧めします。この放送を目にして、この夏、一人でも多くの方が富良野を訪れるきっかけになることを願って取り上げました。
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