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ラベンダーのタネを蒔く・その1

公開日: : タネを蒔く

ラベンダーは挿し木で殖やすのが一般的ですが、タネから育てる方法もあります。発芽率が低い、花が咲くのは翌年以降、いわゆる「化ける」性質があることなどからあまりお勧めはできませんが、様々な種苗会社からラベンダーのタネが市販されていますので、試している人も多いことでしょう。入手できたラベンダーのタネの生長を通して、ラベンダーの育て方を研究していきます。
各社のラベンダーの種


ところで今回はリベンジ編としてお届けします。というのも実は昨年(2005年)も同じようにタネから挑戦したのですが失敗が多くて更新不能に陥ってしまいました。ラベンダーは発芽率が低いのですが、乾きやすい土を使用したこと、覆土(ふくど)しなかったことで発芽しなかったり、発芽しても乾いて枯らしてしまいました。
播種床からポットへの移植、一回り大きい鉢あげの際に雑だったり、水遣りを怠った影響か半分以上枯らしてしまいました。そして一番の問題は記入していたデータが紛失してしまい、どれがどれだかわからなくなってしまったのです。まったくこれでは研究にならないと反省しきり、リベンジを誓った次第です。

今回は気温も安定する5月中旬に播種ということで準備していたのですが、どうしてもタキイ種苗のラベンダーのタネが入手できず、集めた7社9種類の市販のタネに、特別参加としてファーム富田でお土産として売られていた「ラベンダー栽培セット」と我が家の手入れが行き届かずに放っておいたラベンダーから取ったタネの全11種がエントリーです。
今回使用した土は「サカタのタネ・スーパーミックスA」で、水もちがよく種苗店で使われていたものを求めました。播種床を用意し、11種のタネを均等間隔に筋蒔きし、薄く覆土しました。それぞれのタネの量に差があって密度が異なることを避けるため、100粒ずつ(富田さんのタネは全量45粒)にしました。水遣りは上からジョウロでかけるのではなく、水をためた容器に下から吸わせることでやさしく潅水します。
播種床

続く・・・。

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