ラベンダーの挿し木の方法・その2(挿す)
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挿し木で増やす
前回はラベンダーの枝を5-10センチに切って水揚げをしただけです。今回は土におろします。
まず挿し木をする畑(庭)の一画を耕します。なるべく細かくなるように。ただし普通の花や野菜の定植と違って肥料は一切入れません。極度に酸性土壌ならば石灰をふった方がいいでしょう。
耕したらレーキで均します。この上からマルチをするのですが、事前に水をたっぷりかけます。挿す枝の数が少なければ後からでもいいでしょう。そしておもむろに黒マルチ(黒いゴミ袋でいい)を敷きます。マルチは水分の蒸発を抑え、黒いのは雑草が生えてこないようにするためです。逆にいえば潅水と除草を頻繁に行えば黒マルチは必要ありません。
マルチを押さえたら上から平均に鎮圧します。私の場合、大きな板を踏み板にして上に乗って押さえました。鎮圧しないと頻繁に潅水しているうちにデコボコができて水が均等に行き渡らないという反省から行っています。これで挿し床の完成です。
挿す深さはめいいっぱい挿せるまで。先端の枝葉だけが出てる状態にします。間隔は挿し木の大きさにもよりますが5?10センチくらいにします。
耕し方が荒かったりすると入らないかもしれません。竹串などで植え穴を開けてもいいのですが、挿せないほど細い、弱い挿し木は使わない方がいいでしょう。
屋外スペースがない場合は鉢などに挿し木することもできます。挿し木専用の土も売られているので利用するといいでしょう。
後は頻繁に水遣りをします。まもなく新芽が伸びてきますが、しばらくは根がありません。枝全体で水分を補給しますので、過湿に弱いラベンダーもこのときばかりはたっぷり水をあげ続けます。
今回はここまで。基本的には切って挿す、ただそれだけです。ぜひぜひ挑戦してみてくださいませ。10本挿して半分成功したら5株ラベンダーを手に入れることができるのです。
今度は1ヶ月後くらいに事後報告します。
- 2009年11月30日 中国の「ラベンダー」畑
- 2008年12月7日 ジェットコースターの路からの眺望
- 2008年12月6日 美瑛側からの景観
- 2008年12月5日 深山峠からの景観
- 2008年12月4日 バルーン調査でわかったこと
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