ラベンダー園最新リポート（15/07/24）

蝦夷梅雨を思わせるような雨がちな1週間となりました。見頃のピークがいつまで維持できるかは雨の降り方次第ですが、ピークと雨が重なってしまいました。早咲きは見頃度を一段階下げましたが、遅咲きはまだ見頃のピークを保っていると言えます。

ラベンダーイースト。遅咲きは早咲きに比べ穂が長く細いために、風雨には弱い特徴があります。開花前なら回復できるのですが、ここまで伸びると難しいでしょうか。売店は今週末26日までで例年より早いクローズ。刈り取りもこれから一気に進むでしょう。

ファーム富田。ラバンジンはこれからが見頃のピークになります。

ファーム富田・彩りの畑。咲きそろっていますので、見頃のピークと言えるでしょう。ポピーの赤が思っていた以上には出ていると感じました。

中富良野町営ラベンダー園。18日の花火大会は雨の中強行。低い雲が垂れこめてほとんど見えない中の正直な感想として「もったいない」。

上富良野町日の出公園。19日のまつりでは予想通りの下ネタオンリー芸人。集客力はあったしある意味盛り上がってはいましたが、老若男女集まるまつりにふさわしかったかどうか。

ところで連休期間中の渋滞ですが、初日はほぼ皆無、2日目3日目は多少渋滞の列はありましたがまったく動かないということもなく、天候の割にはそれほど混雑しなかったと思われます。新たに富田さんで用意した駐車スペースが功を奏したといえます。来年以降、渋滞を回避するための裏技が必要なくなるのは喜ばしいことです。

福井でラベンダー園をされているという方が先日ウチを訪ねてくれました。二十数年前に富田さんから紹介されて、ラベンダーの苗をウチの畑から分けてもらったということでわざわざ足を伸ばしてくれたようです。私とは初対面で時間もなく、これといってお構いもできませんでしたが、改めて富田さんの偉大さとラベンダーの持つ魅力について、深く考えさせられました。

ラベンダーに魅了された人は私も含めて大勢いることでしょう。それぞれのスタンス、スタイルでラベンダーと関わり、中には自分でラベンダー畑をこしらえてしまう人もいるのでしょう。私の場合はそのスタイルがこうしてブログという形となったわけですが、ここにこだわる必要はないと思う反面、こだわる必要があるとも思え、いまいち考えが整理できていません。

何はともあれ今年もラベンダーシーズンはあとわずか。雨にあたる度に見頃度を落としますので、来富はお早めに。また標高の高いラベンダー畑にも足を伸ばすことをお勧めします。