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被災した南富良野町幾寅のラベンダー

公開日: : 個性的なラベンダー畑

昨年(2016年)は北海道に台風が連続して上陸し、各地に大きな爪痕を残しました。中でも台風10号は上陸こそしなかったものの猛烈な雨をもたらし、8月31日に南富良野町幾寅(いくとら)地区で空知川の堤防決壊により市街地に大きな被害が出ました。住民が孤立したり避難所にも濁流が押し寄せたりといった壮絶な状況だったにもかかわらず、死者行方不明者が出なかったのは幸いでした。

幾寅地区は南富良野町の中心部であり、道の駅「南ふらの」も濁流に飲み込まれました。この道の駅にはそれほど広くはないのですがラベンダーが植えられていました。

2006年8月9日撮影。滅多に行く機会はないのですが確か昔に撮ったことがあると思って探したら10年前の写真が出てきました。最近とは違うかもしれませんが参考まで。

2016年9月18日撮影。被災から半月ほど経った頃ですが、復興の優先順位はずっと低く手つかずの状態でした。泥の堆積で半分は埋まっており、まだ流木や枯れ枝が残っていました。

2017年5月7日撮影。すべてのラベンダーが引き抜かれて奥の方で山と積まれていました。かなり立派な株でしたので残念なのですが、致し方のないところです。

幾寅の下流域にあるかなやま湖畔の鹿越園地ラベンダー園。こちらはまったく被害はなかったようです。かなやま湖は治水が目的のダム湖であり、放流量を増やして対応したと思われ、ダムから下流域では倒木や路肩の損壊などが見られました。

ここを通るとほぼ必ず現れる「くれくれキツネ」。野生で生きていけなくなるから餌付けしてはいけないといわれていますが、この時期に現れるということは普通に越冬できているということですし、かえってこのようなキツネの方が車との距離感が分かっていて事故にあうこともないのかもしれません。

この台風10号による被害が大きかったことで、その前に北海道に上陸した3つの台風は霞んでしまっていますが、青い池が濁ったとか、鳥沼公園(富良野市)の池が青くなったとかというのは、1週間ほど前の8月23日の台風9号によるものでした。

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