花火大会を同日に?なかふVSかみふ

今年の中富良野町で開催されるラベンダーまつりは、7月17日（日）が予定され、上富良野町で開催される第2回花と炎の四季彩まつりは7月16日（土）・17日（日）に開催されます。

例年は1週間ずれての開催でした（同日に行われた年もありました）が、中富良野町のラベンダーまつりは昨年から2日間だったまつり期間が1日に集約されました。そして今年は日曜に開催が予定されていて、そのまつりを締めくくる形で花火大会が行われます。
公式発表5,000発、町営ラベンダー園中腹から打ち上げられる花火は、下の観覧場所となる駐車場から間近で大迫力と、非常に評判の高い花火大会です（昨年は期待外れだったとの声が聞かれましたが）。

一方の上富良野町の花火大会は、以前は島津公園でラベンダーまつりとは別に開催されていましたが、2つのまつりが統合された結果、場所を日の出公園に移し昨年からラベンダーの時期に行われています。公式には1,300発で中富に比べて間のびする感は否めませんが、昨年は好評だったようです。

この2つの花火大会が7月17日（日）の同日に行われることになりそうです。打ち上げられる時間帯は中富が午後8：00?9：00、上富が午後9：00?10：00ということです。改めて確認しますが上富と中富の距離は約8km、盆地なのでお互いの音が届く距離です。
史上最悪の混乱と交通渋滞を引き起こすことはおそらく避けられないでしょう。単独開催であった昨年までの中富の花火大会の終了後、旭川に向かうであろう車列（上富良野町方面）が延々国道及び基線を埋め尽くします。それに加えて今年は上富の花火大会がその途中で行われるとしたら、多くの人はそのまま上富への移動を試みるでしょう。どのような事態になるのか、考えるだけで恐ろしいものがあります。

お互い町のメンツをかけて張り合うことはいいとは思いますが、今回の「花火同日開催・1時間ズレ」は何とかならないものでしょうか。