ラベンダー園最新リポート（16/08/05）

7月末から8月はじめにかけて不安定な大気の状態が続き、局地的な大雨が続きました。7月31日は美瑛町白金方面、8月1日は南富良野町金山地域とニュースに取り上げられるような短時間の豪雨となりました。一日中シトシト降る冷たい雨もラベンダーシーズン後半は見ごろ度を落とす原因となるのですが、叩き付けるような雨も厄介です。

バケツをひっくり返したようなと形容される雨は、夕方に落雷を伴うことが多く、それまで青空が広がっていても急に冷たい風が吹き、天候が急変するため逃げ遅れてずぶ濡れになることもあります。特に美瑛の丘をサイクリング巡りしている観光客は大勢いますが、避難できる場所が近くにない場合も多く、事故が起こらないことを祈るばかりです。

富良野圏でもっとも見ごろが遅れるのは標高の高い位置にある麓郷展望台です。多くのラベンダー園で見ごろを過ぎた7月下旬から8月上旬にかけてなら足を伸ばす価値はあるかと思います。

ファーム富田ではほぼラベンダーの見ごろは過ぎており刈り取りが進められています。ラバンジンが見ごろとなっています。

彩りの畑も見ごろを過ぎており、新しく仲間入りしたアンゲロニアがようやく満開となっていますが、もう間もなく畑にすき込まれることでしょう。

彩香の里・佐々木ファームでは入り口の一画がラバンジンとなっています。品種はこちらも不明ですがグロッソではないと思われ、苗の供給先が富田さんと同じであれば富田さんと同じ品種と思われます。

中富良野町営ラベンダー園。「なかふらの」の文字は今年はサルビアですのでもう少し赤が出てもいいかと思いますが、大型になる品種のようで秋にはくっきり浮かび上がるでしょう。

今回のリポートは更新が丸一日遅れましたことをお詫びします。また今回で今年のラベンダーシーズン最後のリポートとします。お付き合いいただきましてありがとうございました。

昨年はシーズンオフ以降更新もできずにいましたが、今後は月に一回でも富良野の話題、ラベンダーの話題をお伝えできたらと思います。またサイト全体も再構築に向けて手を加えていきます。