ラベンダー園最新リポート(16/07/08)
公開日:
:
最終更新日:2016/07/09
2016年
ここ数日は富良野らしいさわやかな青空が広がっており、ラベンダー畑を散策するには絶好の日和となっています。今回は富田さんより北に向かってラベンダー畑を紹介していきます。
ファーム富田・倖いの畑。ラベンダーの品種の違いによるグラデーションが見られるのは、まだ開花の始まっていないこの時期だけ。見頃のピークを迎える2週間後には、ほとんど見分けがつかなくなるので、個人的にはこちらの方がお勧めです。
ファーム富田・彩りの畑。カリフォルニアポピーは3色に色分けしているので、例年より色の数が多いようです。あっしまった、人が写ってしまった、と思ったら社長さんでした。
本家より車で移動して10分の距離にある、ファーム富田・ラベンダーイースト。日本最大規模のラベンダー畑として、08年よりショップを併設させて一般公開しています。
さらに移動すること10分の距離で日の出公園に到着します。以前はこの時期山頂までの道路は、日中一般車通行禁止にしていたのですが、観光客の激減により今日は行っていませんでした。現在周回路の整備が始まっていて、来年にはまったく異なった車の流れになると思われます。
国道を横断し西を目指せば10分弱でフラワーランドかみふらの。無料化されたとはいえ入園時間が設定されているため、いつもはパスしていましたが、今回は早朝ではなかったため入ってみました。フラワーランドさんには大変失礼なのですが、相変わらずラベンダーは貧相で、枯れたラベンダーの中に白のファリナセア(ホワイトサルビア)を植えているのには閉口します。どうやら文字を書いているようでしたが、ドローンか何かでないと見えないでしょうし、そのセンスを疑ってしまいます。
そこから5分、深山峠ラベンダーオーナー園。オーナーの看板も立ち、いっときよりはましになったとはいえ、日の出公園の生育具合と比べるとまだらですし、ここに上富良野町独自の観光案内所が必要でしょうか。見晴らし台公園の案内所も国道から見えやすい場所に移動したところで、立ち寄る人は皆無ですし、上富良野の観光協会はどこかずれているような気がしてなりません。
さらに北上すること3分、富良野地方の北端、美馬牛峠のかんのファーム。こちらもまだらに見えますが、深山峠とは異なり、実生の(種から育てた)株が多いためと感じます。標高の高い位置にあるため他のラベンダー園より見頃は遅れます。
かんのファームから見える5本の木。5本松とか嵐の木とも呼ばれます。あの騒動から3年、今では訪れる人も皆無です。当時バツ印が付けられて観光客拒否の姿勢が示された美瑛の「哲学の木」はこの冬、倒木の危険もあったとのことで伐採されています。
少し路地に入って5分、美瑛町新星の四季彩の丘。美瑛なので当サイトではフォローしていませんが、ついでなので足をのばしてみました。ラベンダーが植えられているのは全体から見ればごく一部で、丘のうねりに植えられた1年草がメインです。大型バスが優遇される一方、乗用車の駐車スペースは相対的に狭く、園内にはスタッフが大勢いるのに駐車場をコントロールする人員を配置していないため、入りにくく出にくい印象でした。
今回は何とか日付をまたがず更新できました。少し毒を吐くくらいの方が筆が進むようで、その辺は勘弁いただきたいと思います。この土日は富田さんの周りをウロウロして、3連休に向けての渋滞に関する情報をお伝えします。
- 2011年2月7日 北の峰ラベンダー園看板の謎・中
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