2016年ラベンダー生育状況
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ラベンダー見頃予想
当サイトでは4月1日からの日平均気温の積算が1130℃に達したとき、早咲きの開花が始まると定義しています。毎年4月から6月にかけてラベンダー見頃予想と題して、この積算温度をもとにラベンダーの生育具合を報告してきましたが、今年はモチベーションが維持できず、怠ってきたことは反省しています。そこで今回は予想というには遅すぎましたので、生育状況の報告という形でお知らせしたいと思います。
当サイトでは早咲きの開花の始まりを7月5日(つまり本日)と設定し、7月10日を中心とした前後2週間を早咲きの見頃のピークとしています。また遅咲き(おかむらさき)は開花の開始が7月10日で、7月20日を中心とした前後2週間をピークと定義しています。何ごとも比較するためにはその基準というものが必要ですので、十数年のデータを蓄積し、またキリのいい日付けということで上記のように設定しています。
それでは今年の積算温度をみていきます。使用するのは気象庁が公表する上富良野町のデータです。
5.4×30(4月)+14.1×31(5月)+15.4×30(6月)=1061.1℃
7月1日:22.7℃(積算1083.8℃)
7月2日:21.0℃(積算1104.8℃)
7月3日:19.3℃(積算1124.1℃)
7月4日:14.2℃(積算1138.3℃)
以上の結果から、データ上では今年の早咲きの開花開始は平年より1日早かったということになりますが、昨日は曇り空の肌寒い一日でしたし、日平均気温は夜も通した温度ですので、実際の開花は晴天に恵まれた今日のような感じです。誤差の範囲ですし、一般的に行われている10日単位の旬を用いた見頃予想ではまったく平年並みということになります。
昨年挿し木をして移植の機を逃してしまった、右手前が「ようてい」、白っぽいのが「はなもいわ」、色が濃いのが濃紫3号(早咲き)、奥におかむらさき(遅咲き)。左上の早咲きがパラっと咲きだしています。ようていもほぼ同時に開花を始めているのを確認しました。
今後の予定としては、早急に今年の渋滞予想をまとめたいと思います。チラッと私見を述べますと、悪名高き富良野ラベンダー大渋滞は起きないと思われます。これは富田さんの駐車場にも関わってきますので、現地を見て回って最新バージョンも用意予定です。
今日の道新1面に載っていましたが、上富良野町にワイナリーができる予定とか。先日の中富良野町でのワイン生産とはまったく別なようですし、既存のふらのワインと合わせて、数年後には一大ぶどう・ワイン産地になるのでしょうか。
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