ラベンダー園最新リポート(16/07/22)
公開日:
:
2016年
連休明けの19日に少しまとまった雨がありました。早咲きは最初に開いた花びらが黒ずみ始めたので、最盛期よりは見ごろ度が一段階下がっていますが、まだ十分見ごろとなっています。開花の遅い遅咲きは雨の影響はほとんど受けずに見ごろのピークを維持しています。
ファーム富田・ラベンダーイースト。そういえばまだ展望台に上っていなかったと思って上から写してみました。電線が邪魔なのと植えられた木が大きくなってきて、視野が狭くなってきているのは残念です。
ファーム富田・彩りの畑。早朝よりも日中陽ざしあった方が鮮やかに写ります。今回は展望台をテーマにしようと思い立ちました。園内には花人の舎や香水の舎2階から見渡すことができたり、デッキやテラスが各所に設けられています。
展望台といえば上富良野町の日の出公園。植え替えから3年、株にボリュームが出てこれならお勧めできるでしょう。日中も上まで車で行けるようですが、アップダウンがあって前方が見えにくいので徐行の上、歩行者・対向車注意、路上駐車はやめましょう。
中富良野町営ラベンダー園。コイン式の双眼鏡が置いてあって、昭和な香りが漂います。傾斜がきついために下側のラベンダーは見えていません。
彩香の里。今年になって一気に韓国色が出てきました。従業員の多くは韓国人のようです。大音量で車から音楽を流しており、富田さんの喧騒を嫌う人にとって、静かにラベンダーを楽しめる穴場であったはずなのですが。展望台をテーマにしたので上までのぼるつもりでしたが、辟易してやめました。
もう1カ所、3年ほど前に展望台をこしらえたのはワイン工場上側のラベンダー畑。かなり傾斜がきつく、展望台とは名ばかりで山の上を平らに造成してベンチを設置しただけですのでまったくお勧めはしません。上記展望台が十勝岳連峰を見渡せるのに対し、ここは富良野市街と夕張山系側を見渡します。
ラベンダーには水はけのよさが必要ですから傾斜地に植えられることが多いのですが、そのラベンダーの上に展望台を設置したところで、見える範囲は狭くて当然です。これらの展望台は十勝岳連峰の山名を記したプレートを設置していることからわかるとおり、富良野盆地越しの山々を眺めるために設置されたと考えた方がいいかもしれません。
ラベンダー傾斜地の下側の、少し小高いところがラベンダーを見るのにはベストだろうと思います。彩香の里やかんのファームなどの「売店の上」がおそらく隠れ絶景ポイントになります。もちろん想像です。
おまけ。展望台と言っていいのか富田さんのお隣り、トミタメロンハウス内にある木造工作物(写真は1週間前)。彩りの畑を見れるように設置したようですが、富田さん側で植えたヒバが大きくなって視界が遮られています。人のふんどしを使うのを富田さんは非常に嫌っていて、イーストに隣接するレストランのそばにビニルハウスを建てたのも同じ理由と思われます。
週間予報では雨マークがありませんので、まだしばらくは見ごろのピークを維持しそうです。ただしこれからは見ごろ度は下り坂ですから、なるべく早めに富良野に来られることをお勧めします。
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