ラベンダーの水挿し
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その他の増殖法
ラベンダーの挿し木は基本的に新芽ののびだす直前(富良野では5月上旬頃)にやや木質化した枝を10cmほど取り、黒マルチしたビニルの上から土に挿し、定期的に散水して根づかせます。
ラベンダーの挿し木の方法参照
挿し木の技術の一つとして「水挿し」という方法がありますが、その名の通り水に挿しておいて発根したら定植するやり方です。ミントやバジルなどで用いられます。わき芽をかいたトマトもこのやり方で発根します。
ラベンダーの育て方の解説書などではまったくこの技術は触れられていませんが、ものは試しと思ってひと月ほど前に水に活けてみました。
やったことといえば3日に一度くらい水を換えただけ。一ヶ月ほど経ったら根が出てきました。

後は鉢に植えてあげれば増殖完成です。
水挿し中も生育しています。茎が伸びてがっちりし、つぼみをつけだした枝もあります。
木質化した枝と木質化していない枝(新芽)の両方で試してみましたが、木質化した枝からはまだ発根を確認できていません。
この結果を応用して「ラベンダーのなま花を活けたら発根するか」という実験をしてみようと思います。昨年もウチではラベンダーの活け花を楽しみましたが、最後は花が開いてつぼみが落ち、水につかっていた部分から腐敗していきました。
花を落とし、水を頻繁に換え、1ヶ月くらい我慢するともしかしたら発根するのかもしれません。あーワクワクしてきた。
- 2008年11月30日 さらば東日本フェリー
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