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続報・大雨で枯れたラベンダー

公開日: : 富良野の話題

9月になっても富良野は暑い日が続きましたので、このまま冬が来ないかと心配したものですが、もちろんまったくの杞憂でした。霜が降りるのは遅かったものの初雪はほぼ平年どおりの10月下旬、まだ根雪にはなっていないものの、今度寒波がやってきてドカッと積雪になると、春まで白い世界に包まれることでしょう。

前回の更新から2ヶ月経ちました。ラベンダーシーズン中は週に1・2度、シーズンオフの間は月に1・2度が私の決めている更新頻度の目安ですが、まぁ、まったく手につかない時期もあるということで、ご勘弁いただきたいと思います。

今回は今年の大雨による被害報告です。明暗はくっきり分かれました。ラベンダーにとって重要なことは何なのか、その答えがはっきりしたと言えそうです。

前回、水が溜まっているところは全滅状態とお伝えしていたラベンダーイースト。やはりその後復活して新芽が伸びてくることもなかったようです。


枯れた株は既に抜かれていました。左下に見えるのが暗渠のパイプで、チロチロと水が流れていました。このような「空き地」があっちにもこっちにも。春には補植するにしても、株が小さく開花もずれて見劣りするのは否めません。


本家の富田さん、水田の跡地。ここにもあちこち「空き地」がありました。土が黒くなった部分は枯れ枝を燃やした跡でしょうか。


隣りのトミタメロンさんのラベンダー畑は更地になっていました。どれだけ被害があったかは確認できませんでしたが、現在は造成を行っていて、来年は何か新しいことに取り組むようです。


上富良野町開拓記念館。ここも被害は大きく植えられた株はほぼ全滅状態でした。

すべてのラベンダー園をまわったわけではありませんが、日の出公園や北星山は緑の葉をまとっていましたので被害はあまりなかったでしょう。ではなぜ被害に差が出たのか。枯れたラベンダーと枯れなかったラベンダーの違いはどこにあるのか。

これまでも再三取り上げてきましたから、もうお分かりかと思います。ずばり「水はけの良し悪し」です。被害のあったラベンダー畑に共通するのは傾斜がない、あるいは傾斜が緩やかという点です。例年ならば問題なく夏を越していましたが、今年の雨の降り方がそれだけ酷く、滞水を招き、水やけ、根ぐされを起こしたと考えられます。

本州以南でイングリッシュ系のラベンダーを栽培するとき、特に梅雨越しが問題になりますが、いかに水はけが重要かが理解できると思います。逆にいえば水はけ対策をきちんと施せば、本州地方でもラベンダー栽培の可能性は大きく広がるということです。


こちらは大雨によって畑が流される被害のあった日の出公園。何やらブルが行ったり来たりしていました。日の出公園に関しては、特に近年観光客が激減している現状があり、それは中途半端な町の施策が招いている面もあって、一町民として冷めた目で見ています。それでも町の「顔」であるわけで、日の出に「行きたい」「また来たい」と観光客に思ってもらえるような、誇れる施設であってほしいと願います。

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