やっぱり枯れた放置ラベンダー
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風のガーデン
例年9月第2日曜に行われるプリンス感謝祭。ラベンダーまつり以外のイベントにはほとんど興味はないのですが、このイベントだけはなぜか毎年出かけています。今回の目的は1年ぶりの風のガーデン見学です。
昨年はシーズン券を購入しましたが、まだ今年は1度も行かずじまい。有料施設は気楽に行くことはできません。感謝祭当日はガーデンの見学だけでは通常の入園料(500円)ですがロープウェー(通常1,800円)とのセットで600円は魅力です。もっとも山頂に着いても何もないことはわかっていて、ロープウェーに乗って景色を眺めるためだけのオマケみたいなものですが。
宿根草主体のガーデンの見頃は7月中旬頃。それでも秋遅くまで花を楽しめるよう植えられているのは上野さんの腕でしょう。
たたきつけるような雨が続いた今年は、ここの花にも影響があったようです。
さて、私の興味はただ1点、昨年このままでは枯れると忠告したラベンダーよ、いずこ。建物からは確かこの距離、この角度。
前回の記事は昨年7月上旬で、周りの咲いている花も違っていて特定できません。枯れ枝でも残っていないものかと探したが見当たらず、だいたいの見当をつけて写真を撮って、家に戻ってから撮り貯めた写真と照合作業。
09年9月16日撮影。ルドベキア(黄)と薄いピンクの花の間にありました。白っぽい部分はすでに枯れかかっています。
10年9月12日撮影。ルドベキアの左下部分に植えられていたと断定していいでしょう。やはりラベンダーは消えていました。365種類の花々という建て前ですので数合わせのためのアリバイ工作だったと考えれば、力が入らないのも無理はありません。
ここから学ぶ教訓として、ラベンダーは寄せ植えに不向きということです。背丈にもなる草花と並べて植えると日が当たらず、また蒸れにもつながります。三大重要ポイント(日当たり・水はけ・風通し)のうち2つが駄目です。
ピクニックガーデンのラベンダーも草に覆われて枯れ枝が目立ちます。ガーデンを名乗る以上、訪れる人の期待を裏切らないような維持管理が求められるでしょう。
- 2008年11月30日 さらば東日本フェリー
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Comment
昨年訪れた際にガーデンのスタッフに聞いてラベンダーを見ましたが、雨に濡れて隠れるように咲いていましたね。
この先復活することはないでしょうか・・・。