2013年ラベンダー見頃予想2回目
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ラベンダー見頃予想
5月21日に予定していた2回目の見頃予想を10日早めてお伝えします。順調に北上しているかに思えた桜前線ですが北東北あたりで停滞し、GWが終わってようやく津軽海峡を越えたという状況です。
日本気象協会が当初発表していた桜の開花予想は旭川で5月5日、平年並みの開花(3/6付)でしたが、最新の予想では旭川で5月16日、11日遅れの開花(5/8付)となっています。むこう一週間も平年より気温の低い日が続くということですので、まだ遅れる可能性があり、観測史上最も遅い記録を更新することになるのかもしれません。
そして翻ってラベンダーの見頃予想。早咲きラベンダーの開花は4月1日からの積算気温で1130℃に達した時点と、当ブログでは独自に定義しています。平年では7月5日開花、10日を中心とした前後の15日間(7月3日から17日)が見頃の適期としています。遅咲きラベンダーは平年で7月10日開花、20日を中心とした前後15日間(7月13日から27日)が見頃の適期とこちらも独自に定義しています。
では4月1日から5月10日までの日平均気温の積算を2004年からのデータと比べて見てみましょう。
- 04年・・・215.0℃(7/4)
- 05年・・・180.0℃(7/11)
- 06年・・・178.0℃(7/10)
- 07年・・・222.0℃(7/6)
- 08年・・・339.0℃(7/4)
- 09年・・・301.0℃(7/4)
- 10年・・・199.0℃(7/5)
- 11年・・・219.0℃(7/7)
- 12年・・・298.0℃(7/4)
- 13年・・・172.0℃
- 平年・・・255.0℃(7/5)・・・誤差修正値
カッコ内は積算が1130℃に到達した日。見比べてみるとこの10年でもっとも遅かった2005年、2006年並みに遅れていることがわかります。ラベンダーが一日前後するというのは、7月上旬の日平均気温の20℃弱の差があることを意味しますので、平年値に比べて83℃低いということは現時点で4日強の遅れであるといえます。
04年と08年のデータを比較すると1130℃に達したのは同じ7月4日ですが、124℃の開きがあり6日強の差を意味します。今年も今後の気温の推移によって4日くらいは軽く挽回して平年並みになるかもしれませんし、ますます差が開いて10日遅れということも十分考えられます。後者の場合は記録的な冷夏の年として記憶されることになるかもしれません。
現時点で4日遅れているというデータがあるわけですから、見頃予想としては今後平年並みに推移したと仮定しますので、4日遅れの開花を予想します。今年の曜日配列を考慮して前回の予想を修正すると、7・8日は早咲きがベター。13・14・15日は早咲きはベスト、遅咲きはまだ気持ち早いかも。20・21日がベスト。27・28日は遅咲きベスト。8月上旬でも大雨に当たるまではベストな状態が続くでしょう。この情報に起因する一切の責任も管理人は負いません、の一文は今回も付け加えます。
ところで今年の新たな取り組みとして動画を加えることに続いて、ツイッターやフェイスブックを加えることを画策してきましたが、それで何がしたいのか、何が出来るのかいまいちピンと来ずにスルーしている状態です。つぶやくこともないですし、人がつぶやいているのにも興味ないのが正直なところ。フェイスブックで友達を探しましょうと提案されて、友達なんて皆無だということに気づかされただけでした。
- 2008年11月30日 さらば東日本フェリー
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