ラベンダー園最新リポート(17/06/30)
公開日:
:
2017年
比較的肌寒い日が続きましたが、本日は富良野地方も気温は上がり、真夏日となったようです。このリポートは基本的に観光客の少ない早朝に出かけてお伝えしていますので、本日のような好天では朝と夕方で色づきの印象が違って感じることがあります。
ファーム富田、4品種のグラデーションの見られる倖いの畑。まだ全体に色が薄く色の違いがはっきりしません。
近くでみるとかなり色づいてはきているのですが。早咲きの濃紫3号。
遅咲きのおかむらさきも先週と比べても色づいてきていますが、遠目でみるとまだ白っぽく見えます。
ファーム富田・彩りの畑。カリフォルニアポピーがチラッと咲き始めましたが、まだ全体として緑色。
北星山・中富良野町営ラベンダー園。リフトの運行が始まっていて、8月いっぱいの予定だそうです。
ファーム富田・ラベンダーイースト。売店は7月1日から営業を開始します。閉店はまだ決まっていませんが近年は7月下旬となっています。
日の出公園。山頂への巡回路が完成していますので、昨年までの出入口は出口専用となっていますので要注意です。昨年まではシーズン期間中の日中は営業車のみ通行を許可していましたが、一般車も乗り入れできるようにするかはまだはっきりしません。
仮に昨年同様営業車のみとするなら、なんのための巡回路整備かとなりますし、一般車も通行できるとしたら山頂の駐車スペース(約30台)が絶対的に足りず、ドライブスルーラベンダー園と揶揄されることになるかもしれません。
深山峠ラベンダーオーナー園。オーナーの看板が並んでいます。かなり以前から行われている取り組みで、今もこれだけ申し込みがあるのはすごいことです。近年ならふるさと納税制度と絡めて募集した方がいいような気もしますが。
かんのファーム。枯れが目立つラベンダー園のひとつですが、ここ数年は古株が目立ち花穂の数が少ないようです。更新時期なのかもしれません。
さていよいよ7月に入って上旬には早咲きが、中旬から下旬にかけて遅咲きが見頃のピークを迎えます。ラベンダーに枯れが目立つ場所があることはお伝えしていますが、株の一部だけ枯れている、つまりその株自体は生きている場合、遅れて花穂が上がってくることが考えられ、例年とは違った印象になるかもしれません。
公開が日付をまたいでしまったことをお詫びします。
- 2013年10月10日 5本に戻った5本の木
- 2006年10月13日 ラベンダーの冬支度
関連記事
-
ラベンダー園最新リポート(17/06/23)
2017年最初のリポートになります。枯れが目立つラベンダー畑があることはお伝えしましたが、今回改めて
-
ラベンダー園最新リポート(17/07/28)
ラベンダーシーズンは最終盤を迎えています。7月上旬から中旬にかけて富良野地方でも非常に暑い日が続きま
-
ラベンダー園最新リポート(17/07/07)
富良野地域は周囲が山に囲まれた盆地ですので、昼夜の寒暖差が大きくなります。メロンやトウモロコシなどが
-
ラベンダー園最新リポート(17/07/21)
7月に入ってからの暑さで開花の進行が早まっており、早咲きはもちろん遅咲きも今後の雨によって一段階見頃
-
ラベンダー園最新リポート(17/08/04)
8月に入り多くのラベンダー畑では見頃を過ぎ、刈り取りを待つだけとなりました。7月中旬以降を振り返って
- PREV
- ラベンダー園最新リポート(17/06/23)
- NEXT
- STVラジオ「北海道ラベンダー物語」