今だけの楽しみ・ナマのラベンダー
公開日:
:
富良野のお土産に
現在の富良野は早咲きが5分咲きの状態で見ごろのピークを迎え、遅咲きが開花し始めという状況ですが、今だけ入手できるラベンダーの商品として「生け花」があります。値段も一束200円くらいと手ごろで、もっとも手軽なお土産として人気があります。
普通は風通しのよい日陰で、逆さに吊るしてドライフラワーにという説明を受けますが、乾燥しきるまでに1-2週間ほどかかったり、下手をするとカビたり、陽に当たってしまい白っぽくなったりすることを考えると、直接ドライフラワーを購入した方がよかったりします。
そんな失敗をしないための裏技をお教えします。
様々な条件でドライフラワーの製作に挑戦した結果、もっともきれいに仕上がったのは「冷蔵庫」です。ご存知の通り冷蔵庫には除湿作用があり、冷やしながら乾かすことで茎の緑も保たれて鮮やかに仕上がります。
また乾かすときは留めてある輪ゴムを外して小分けするか、棚の上に薄く並べましょう。均一に乾燥が進みます。
せっかくのナマ花ですから、そのまま花瓶に活けるのも、今だけできる贅沢な楽しみ方です。購入する際にはなるべく開花していないものを選ぶと、その分だけ長く花を楽しめます。1週間くらいでしょうか。
この場合残念ながら水に浸けた茎の部分か腐り、また花をつけるとつぼみが落ちやすくなるためドライフラワーにはできません。しかしつぼみの色も香りも残っていますのでつぼみを集めてポプリにすることはできます。2度楽しめるというわけです。
他の楽しみ方として、バンドルズ(ラベンダースティック)など、茎の柔らかさを活かして編みこんでみるのも面白いものです。この場合茎の長い遅咲き(おかむらさき)がお勧めです。
- 2013年3月22日 富良野ラベンダー渋滞北側から回避編(動画)
- 2011年3月21日 被災者への想い
- 2009年3月20日 コラムに関心のある方へ
- 2008年3月19日 富良野のバイトの探し方
- 2007年3月20日 富良野に道の駅は必要か
関連記事

-
-
ラベンダー狩りを楽しむ
富良野にあるラベンダー園で、ラベンダー狩りのできるラベンダー園は限られます。 ひとつは彩香の里・佐々
-
-
ドライフラワーとポプリのお土産
ラベンダーの加工品として真っ先に思い浮かぶのはドライフラワーです。数十本のラベンダーをひとまとめにし
-
-
エッセンシャルオイルと蒸留水
ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)は万能精油と呼ばれるほど様々な用途があります。化粧品や香水に
-
-
お勧めできない鉢植えラベンダー
多くのラベンダー園や土産物屋では、数百円から、中には数千円の値をつけたラベンダーの鉢が売られていて、
- PREV
- 各市町発表の見頃指数の無意味さ
- NEXT
- お勧めできない鉢植えラベンダー