ラベンダー園最新リポート（09/08/07）

8月に入ってからはとりあえず晴天が続いています。多雨や日照不足による遅れや被害が心配された農作物ですが、壊滅的な被害は免れそうという楽観論がようやく出てきて、油断はできませんが一安心といったところです。
富良野のラベンダーにとって、今年はあきらかにハズレ年でした。道内に住まわれている方で、年に1度の富良野行きを取りやめた方も多かったことでしょう。特に3連休の初日と2日目の悪天候によって、悪名高き富良野渋滞がほとんど起こらなかったことはまったく予想外のことでした。

では今年最後の現地リポート、お伝えします。

富田さん。刈り取りがどんどん進められる中、やや見頃を過ぎていますがラバンジンが咲いています。ラバンジンの中のなんという品種かはわかりません（グロッソでないことだけはわかります）。

彩りの畑はペパーミントだけ残して土に還りました。結局ポピー（ひなげし）はパラパラと咲いただけで目にも眩しい赤とはなりませんでした。開花時期が悪かったのでしょうか。

イースト。半分以上刈り取りが終了していますが、こちらもラバンジンが見頃を過ぎた状態で残されています。やっぱり品種名はわかりません（本家と同一だと思いますが）。

日の出公園。8割方の刈り取りは終了しています。株の上で乾かした後、今年は新設した蒸留装置で蒸留作業が行われることでしょう。

今一番の見頃といえるのは麓郷展望台。標高が高いために富良野界隈でもっとも遅くまでラベンダーが見られるスポットです。他のラベンダー園が0から1（10段階評価）なのに対しこちらはピークを少し過ぎた7といった印象です。

ヒマワリが満開でした。緑肥として植えられるヒマワリは晩秋にかけて富良野や美瑛のアチコチで見ることができますが、場所が特定できないこと、種が付く前（満開時）にすき込むこともあって、大面積で見られたらラッキーです。

麓郷といえば秋にもラベンダーが見れることで有名だった「ハーブガーデン・ポプリの里」は看板を降ろして閉園しています。勝手に中に入ってみましたが誰もおらず話しを聞けずじまいでした。

以上でリポートを終わります。

今年は弱音を吐いた時期もありましたが、何とかこうして毎週お伝えすることができてホッとしています。応援のコメントやメールをいただいたことに深く深く感謝しております。
今年で最後かなという気持ちも半分あって、書きたいこと書いちゃえと、かなり攻撃的になった部分もありました。不快な思いをされた方がいましたらこの場をかりてお詫びします。

今後はブログでは、この間書けなかったラベンダーの栽培に関する話題を提供できたらと思います。また来年に向けて、少しずつサイトを修正・更新・削除しながら、どのような形態で運営できるか錯誤が続きそうです。
開催を夢見ていた富良野ラベンダーオフ会は来年以降へと持ち越しとなりましたが、お約束していた50万アクセス企画は諦めていません。秋までに100万に届きそうですがあくまで50万アクセス企画です。

掲示板は当面設置します。うまく機能していない部分も修正できればいいのですが。サイトやブログでは書けないプライベートな話題も解禁していこうと思っています。