富良野地方のキャンプ場

ラベンダー園もキャンプ場も公園として整備されたことから、隣接しているところが多いのが特徴です。早朝散歩がてら澄んだ空気の中、誰もいないラベンダー園を独り占めできるのはキャンパーの特権です。
富良野地方では各自治体がそれぞれにキャンプ場を整備しています。市町村合併に背を向けた富良野地方では、各自治体が財政難からキャンプ場の廃止や有料化が行われました。

富良野キャンプ場マップ

日の出公園オートキャンプ場(500円〜)

日の出公園オートキャンプ場日の出公園のラベンダー側の裏手にあるキャンプ場。全面芝生で管理の行き届いたサイトは利用者も多く、有料化とともに管理棟や水洗トイレが設置され、ライダーやチャリダーからファミリー、熟年夫婦などあらゆるニーズに応えている。上富良野町市街地に近くコンビニ、スーパー、温泉が利用しやすく非常に便利。

中富良野町森林公園キャンプ場(500円)

2008年度をもって閉鎖されました。

町営ラベンダー園の山頂からさらに奥、林間にあるキャンプ場。2005年から有料化されましたが老朽化した設備はそのままで、長期滞在キャンパーを追い出すことが目的だったと揶揄されても仕方ありません。結果、利用者は激減、ラベンダーの時期とお盆以外はテントを張るのをはばかられるほど淋しいサイトとなっています。

星に手のとどく丘キャンプ場(1,000円〜)

星に手のとどく丘キャンプ場中富良野町本幸にあるラベンダー園「ひつじの丘」のキャンプ場。2003年にオープンした富良野地方で唯一の民営キャンプ場。ファミリー層に人気が高い。

山部自然公園太陽の里キャンプ場(無料)

太陽の里キャンプ場富良野市山部にあり、芦別岳登山口に位置するキャンプ場。広々とした芝生は居心地がいいが川に近く、場所によっては夜耳障りに感じるかもしれません。鳥沼公園が閉鎖されたことで富良野市唯一、また中富良野町の森林公園が有料化されたことで(閉鎖)富良野地方で唯一の無料キャンプ場となっています。公園内にはラベンダーもありますが手入れが行き届いておらず、あまりきれいとはいえません(廃園)。

吹上ふれあいキャンプ場(500円)

吹上ふれあいキャンプ場上富良野町十勝岳温泉のひとつ白銀荘(日帰り入浴600円)前の芝生がキャンプサイト。十勝岳の登山口にあり、また温泉に隣接していることが特徴。標高があるため服装に注意。近くの吹上露天の湯(無料)の駐車場でも「勝手に」テントを張っている人もいますがあまりいただけません。

閉鎖された鳥沼公園

かつては「北の鳥沼・南の米原(沖縄・石垣島)」と呼ばれたほど多くのライダーの「憧れの地」だった鳥沼公園キャンプ場は2003年をもって閉鎖されました。利用者のマナーの低下(直接的には恐喝事件)が原因ということです。非常に残念なことです。

全国から血気盛んな若者が集まるこのキャンプ場はいい意味でも悪い意味でも以前からいろいろあったわけで、なぜこのタイミングでの閉鎖となったのでしょうか。

このキャンプ場が特に長期滞在のライダーに支持されたのはバイトを探すことができたからで、地元農家にとっても「ありがたい」存在だったのですが、農協がヘルパーと呼ばれるアルバイトを集めるようになったためこのキャンプ場の存在意義がなくなり、市町村合併もご破算となり予算をつけられなくなった、というのが私の意見です。

森林公園キャンプ場の閉鎖(09年2月追記)

鳥沼公園が閉鎖されて翌年鳥沼組が流れてきましたが、これを快く思わない町民も多かったのかさらに翌年には有料化による「住民」締め出しが行われました。当然長期キャンパーの姿は消えましたが一般の利用者も激減。地方財政の悪化に加えて「幽霊が出る」という噂も広まり閉鎖はなるべくしてなったといえるでしょう。

鳥沼公園と並び富良野の懐の深さを感じさせてくれた無料キャンプ場でしたが「ジローおやじ」など数々の伝説を残しての閉鎖、古き良き時代の終焉を思うと感慨深いものがあります。

車中泊キャンプの是非

キャンピングカーのみならず、ミニバンの普及で快適に車内で過ごすことができる昨今、道内を自家用車でまわっている家族連れを中心に、夕方になるとパーキングエリアやラベンダー園の駐車場に数台、ときに十数台並んでいるという光景も見られます。旅の予算から宿泊費を浮かせることができるのが最大のメリットです。

私も経験ありますから否定するつもりはありませんが、問題になっていることはお伝えしておきます。キャンプ場のルールが適用されないからといって、花火を打ち上げる、犬を放す、大量のゴミを出す、エンジンをかけっぱなしにするなどという行為は厳に慎みましょう。

作成公開日:2006年9月7日 / 

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